ところが、先月の半ば頃少し円高になったあたりからリスク・リバーサルが逆転して、プット優勢に変わりました。後知恵なのですが、若干とはいえ円高になったことで、市場では円安傾向の修正と判断され、円高ヘッジをしたい人が増えたということなのでしょう。しかし、先週あたりからこれがまた逆転していて、再度コール優勢になっているのです。木・金の国債の動きと関係あるわけでは必ずしもなく、それ以前からなので日銀さんとも直接関係ないような気もしていまして、正直、頭を抱えています。
ことほどさようにオプションというのはとっても厄介なわけで、オプションを組み合わせ商品とか、ちゃんと説明しようとすると相当大変なのです。説明すべきなのかどうかという点については、金利スワップについての最高裁判決を見る限りよくわからなくなってきたのも事実ですけれど。
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